完売画家・中島健太氏　「SMILE―UP.」公式サイトで覚えた違和感「あれ？何する会社だっけ？」

画家の中島健太氏
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　「完売画家」として知られる画家の中島健太氏（38）が17日、TOKYO　MX「バラいろダンディ」（月～金曜後9・00）にコメンテーターとして出演。創業者のジャニー喜多川元社長による性加害問題を受け、ジャニーズ事務所がこの日、「SMILE―UP.（スマイルアップ）」に社名変更したことについてコメントした。

　ジャニーズ事務所の公式サイトは17日に日付が変わるとともに切り替わり、「SMILE―UP.」の赤いロゴが表示されたサイトとなった。中島氏は公式サイトを見て「非常に違和感を持った」といい、「あれ？SMILE―UP.って何する会社だっけ？っていうのが…普通会社のホームページは1ページ目が1丁目1番地のコンセプトを体現しているべきじゃないですか。SMILE―UP.がやるべきことっていうのは被害者救済と補償ですよね。にもかかわらず1番最初のページに出てくることが“NGリストの流出事案について”とか“一部報道について”。基本的にメディアが出している情報に対する反論が多いんですよ」とサイトの問題点を指摘した。

　「どこに被害者への補償があるんだろうっていうのが探してもあんまり見当たらない。1丁目1番地でやらなければいけない被害者救済がなくて、“名前が変わりました、新しい門出です。さあ皆さん報じてください”みたいな。“60年の歴史に終止符を打って新しい船出です”みたいにメディアもなってますけど」と報道側のズレにも言及。「SMILE―UP.が何する会社かってそこを間違えちゃだめでしょっていう部分が、ホームページのトップ画像でも既にちょっとズレちゃってる感じが僕は感じました」と話した。

　SMILE―UP.は被害者救済・補償のみを行う会社として存続。補償が終わり次第、廃業となる。補償は11月以降のスタートになるとしている。所属タレントのマネジメントなどを担う新会社は今後設立し、所属タレントは順次移籍する。