ひろゆき氏 万博建設の残業規制対象除外案に「違法な残業をしないと完成しない…政治家の面子の為に」

[ 2023年10月12日 17:19 ]

「ひろゆき」こと、西村博之氏
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 実業家の西村博之(ひろゆき)氏(46)が12日、自身のSNSを更新。2025年大阪・関西万博の会場整備費が上振れする問題に関連し、自民党内で会場の建設工事を残業規制の対象外にするよう求める声が出ていることについて言及した。

 自民党は10日、大阪・関西万博の推進本部会合を開き、関係省庁や日本国際博覧会協会から準備状況の説明を受けた。本部長代理を務める世耕弘成参院幹事長は、会場建設費の上振れを念頭に「国が主導し、大阪府・市にも汗をかいていただきながら解決していく」と述べた。出席者によると、来年4月に残業規制が強化され、建設業界の人手不足が深刻化する「2024年問題」への対応を求める意見が相次いだ。万博の工事を残業規制の対象外にするよう求める声も複数出たという。

 松野博一官房長官は11日の記者会見で、残業規制の対象外とする案が自民党内で出ていることについて「(政府として)検討を行っているものではない」としている。

 会場整備費は国と経済界、府・大阪市が3等分で負担する。現状の1850億円から2300億円規模に膨らむ見通しで、3者の負担増は150億円程度となる。

 ひろゆき氏は、万博の工事を残業規制の対象から除外する案について「違法な残業をしないと完成しない大阪万博。赤字になる事が確定しているのに、政治家の面子の為に突き進む。しょうもない政治家とイベントに税金払い続けるのは、確かに“災害”です。ちなみに、大阪だけではなく、あなた方日本国民が800億円ぐらい払うんですけどね」とつづった。

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