ライバル天心が世界前哨戦に快勝…WBO王者・武居由樹「いつ戦ってもいい。やりたい」

バンタム級10回戦   那須川天心３―０ビクトル・サンティリャン （ 2025年6月8日    有明コロシアム ）

＜ダブル世界戦＞堤（左）と武居（撮影・島崎忠彦）
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　那須川天心の世界前哨戦勝利をWBO世界バンタム級王者・武居由樹（28）もリングサイドで見届けた。

　同じキック世界王者出身のライバルの成長。武居は「パンチもらわないところは相変わらず。近いところの左ボディーとかやっかい」と評した。

　いよいよ対戦も近づいてきた。武居は「いつ戦ってもいいように研究させていただいている。いつ戦ってもいい。やりたい」と熱望した。

　また、WBA世界休養王者の堤聖也（29）は、「面白かった。那須川選手の試合でこんな面白かったのは初めて。最後はお互い倒し合い、興奮しますね」と振り返った。

　目のケガで休養中だが天心は対戦好補の一人として意識している。堤も「今日はむっちゃその（対戦相手として）見方していた。情報取ることができた」と不敵な笑みを浮かべた。