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宇佐美秀メイソン「大失敗」 RIZIN初参戦で引き分け…今後は“韓国NG”!?「多分愛されてない」

[ 2025年6月1日 15:06 ]

アザが残る激闘から一夜明けて、再戦に闘志を燃やした宇佐美秀メイソン(撮影・酒井卓也)
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 5月31日に開催されたRIZIN初韓国大会「RIZIN WORLD SERIES in KOREA」でRIZIN初参戦となった宇佐美秀メイソン(24=team VASILEUS)がスポニチアネックスの独占インタビューに応じた。試合から一夜明けた心境などを語った。

 「初RIZINということで力みすぎて大失敗した」

 RIZIN初参戦から一夜明けて、悔しさをにじませる最初の言葉だった。

 今回の試合では、MAX FC王者で現KBC王者のジョ・サンヘ(韓国)と日韓王者対決に臨んだ。試合前には「相手は自分のレベルではない」と豪語。「自分の方が強いことを証明するために倒す」と強気の言葉を並べていた。

 しかし厳しい試合内容となった。1R開始からアグレッシブに攻めていく両者。その中で、メイソンは多様な攻撃で相手を攻めて、ラッシュする場面もあった。2Rになると被弾も増えて鼻から出血。そしてケージに追い込まれて、相手のラッシュからアッパーを被弾してダウンを喫した。その後は相手が攻撃を強める中で反撃をした。3Rも相手の顔面へ有効な攻撃を打ち込むがダウンを奪い返すことは出来ず試合終了。判定は3者が28ー28で引き分けに終わった。

 対戦してみて感じた印象については「相手の攻撃力は想定内だった。でも気持ちの強さが異常じゃなかったし、倒れなかった」と回顧した。

 ダウンシーンについても「相手も本気で振ったパンチではなかった。自分がボディーを打とうとした時に相手のアッパーを被弾してしまった。交通事故みたいな感じだった。シンプルに自分の動き悪すぎた」と反省した。

 そしてRIZIN初参戦の試合が引き分けという結果に終わったため、日本での再戦を希望した。「自分の印象では、2Rのダウン以外は基本的に試合をコントロールしてたし、攻撃を当てたのも自分だったと思うんで再戦したい。次、戦っても絶対に負けることはないと思う。ドローで終わることもないと思う」と闘志を燃やした。

 初のRIZIN韓国大会は大熱狂で幕を閉じて「自分も激闘になって会場の雰囲気も凄くよかった」と振り返った。しかし「今後は韓国での試合NGを出したいところ」と苦笑いした。その理由については「韓国に到着してから韓国人の人たちは、お兄ちゃん(宇佐美正パトリック)には優しいのに、自分には明らか冷たかった。韓国に愛されてないし、多分韓国人に嫌われてる」と説明した。

 最後に「日本から応援に来てくれた皆さん本当にありがとうございました。そしてPPVで応援してくれていた方もありがとうございます。自分自身の試合は昨日みたいな激闘な試合を日本でもするので、ぜひRISEの試合も見に来てください」とファンへメッセージを送った。(酒井 卓也)

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