元WBO世界フライ級王者・木村翔が現役引退　4月の引退興行で八重樫東氏とエキシビションマッチ

木村翔
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　元WBO世界フライ級王者の木村翔（36＝花形）が19日、現役引退を発表した。4月27日に地元・埼玉県熊谷市のくまがやドームで引退興行を開催し、大橋ジムでトレーナーを務める元世界3階級制覇王者・八重樫東氏と3分3ラウンドのエキシビションマッチを予定している。

　木村は13年4月にプロデビュー。17年7月、中国・上海で行われたWBO世界フライ級タイトルマッチで王者・鄒市明（中国）に11回TKO勝ちしベルトを獲得したが、18年9月、田中恒成（畑中）に判定負けして王座から陥落。19年9月には中国・撫州でWBA世界ライトフライ級王者のカルロス・カニサレス（ベネズエラ）に挑戦したが、判定負けで2階級制覇に失敗した。

　23年1月、タイ・バンコクで行われたWBAインターナショナル・フライ級タイトルマッチでウラン・トロハツ（中国）と引き分けた試合が最後の公式戦となった。