元女子世界2階級制覇王者の40歳天海ツナミ　3・8にアルゼンチンで統一王者に挑戦　「理想はKO」

ボクシング　IBF＆WBO女子世界ライトフライ級タイトルマッチ   IBF＆WBO王者エブリン・ナザレナ・ベルムデス《10回戦》天海ツナミ （ 2025年3月8日    アルゼンチン・サンタフェ州 ）

（左から）山木会長、天海、TMKジム吉川マネジャー
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　元女子世界2階級制覇王者の天海ツナミ（40＝山木）が19日、都内で会見し、3月8日（日本時間9日）にアルゼンチン・サンタフェ州でIBF＆WBO女子同級王者王者エブリン・ナザレナ・ベルムデス（28＝アルゼンチン）に挑戦することを発表した。

　21年7月にWBA女子世界ミニマム級王者セニエサ・エストラダ（米国）に敗れて王座から陥落して以来の世界戦。天海は「正規王者に挑戦するのは久しぶり。この試合に懸ける思いは今までで一番強い。これまでの経験をしっかりアルゼンチンで出せるようにベストコンディションで挑みたい」と3年8カ月ぶりの王座返り咲きへ意気込んだ。

　今月7日に試合が正式決定したばかり。王者の対策はまだ不十分ではあるものの「この期間にできることを最大限やるしかない」と気を引き締める。

　40歳での世界再挑戦には「これがラストという気持ちはないが、それくらいの気持ちでやらないといけない。アウェーなのでKOが理想」と決意を述べ、勝てばライトフライ級4団体統一や、フライ級への初挑戦も視野に入れているとした。