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井上尚弥 ゾーン状態になった瞬間「1本の道筋が見えてからスローモーションに見えた」

[ 2023年7月15日 19:57 ]

井上尚弥
Photo By スポニチ

 前4団体統一世界バンタム級王者・井上尚弥(30=大橋)が14日にEテレで放送された「スイッチインタビュー」に出演。18年の試合中にゾーン状態に入った感覚を語る場面があった。

 テレビでの対談番組に初出演となった井上。そして今回は歌手のきゃりーぱみゅぱみゅの熱望から両者の対談が実現した。

 井上は18年10月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)1回戦・元WBAバンタム級スーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)との試合中にゾーンに入った感覚になったという。きゃりーは「どんな感覚でしたか?」と聞いた。井上は「一瞬、一瞬がコマ送りになって、スローに見えて進んでいく感じでした」と説明。

 さらに「試合中に、ここでこのパンチを出して、攻撃したら倒れると思ったんです。その思った通りにしたら、1本の道筋が見えてからスローモーションに見えました」と研ぎ澄まされて、本当に集中した時にたまにゾーン状態になると語った。

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