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井上尚弥 現役選手として考える終焉とは?「本当に強い時でやめたいと思って…」

[ 2023年7月15日 23:05 ]

井上尚弥
Photo By スポニチ

 前4団体統一世界バンタム級王者・井上尚弥(30=大橋)が14日にEテレで放送された「スイッチインタビュー」に出演。現役引退のタイミングについて明かした。

 テレビでの対談番組に初出演となった井上。そして今回は歌手のきゃりーぱみゅぱみゅの熱望から両者の対談が実現した。

 番組終盤にきゃりーは「何歳まで現役でいるイメージはあるんですか?」と聞いた。井上は「35歳までとこのあいだ決めました」と回答した。

 以前から35歳で現役を引退しようと考えていたという。「プロとしてパフォーマンスが落ちてまでファンの方に見せたくないと思っていた。本当に強い時でやめたいと思って35歳に設定してました」とその理由を明かした。

 しかし30歳を迎えてみて、36~37ぐらいまで最高のパフォーマンスが保てるんじゃないかと思い始めた。そこで大橋秀行会長に「現役をもう1~2年プラスしてもいいですか?」と打診した。大橋会長は「もう35でやめてくれ」と即答だったようだ。

 井上は大橋会長のひと言を聞いて「自分の試合を組んでいく会長の立場として結構大変なんだなと思った。これで35歳でやめるってなったら、会長がネガティブになりそうですけどね」と苦笑いした。

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2023年7月15日のニュース