井上尚弥　「お客さんのことも考えて戦ってる」エンターテイナーとして意識していることを明かす

井上尚弥
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　前4団体統一世界バンタム級王者・井上尚弥（30＝大橋）が14日にEテレで放送された「スイッチインタビュー」に出演。エンターテイナーとして考えていることを明かした。

　テレビでの対談番組に初出演となった井上。そして今回は歌手のきゃりーぱみゅぱみゅの熱望から両者の対談が実現した。

　話題はエンターテインメントの話題に。井上はプロボクサーとして試合の時に「お客さんのことも考えて戦ってる」という。「勝負に勝たないといけないんですけど、プロとして勝つだけじゃなくて、お客さんを沸かせてなんぼな部分がある。“会場にまで行って見たい”と思わせるパフォーマンスをするように意識してます」とエンターテイナーとして意識していることを明かした。

　さらに「殴り合い、倒すところを見に来てるんで、そこにこぎつけるように試合を進めたりとか、“ここでラッシュかけたら盛り上がるな”とかちゃんとは考えてないですけどイメージはしてます」と語った。

　選手の差についても「お客さんが“行け！”って時は、本当に“行け！”ってタイミングなんですよ。そこで行ける選手と行けない選手が人気につながってくると思います」と説明した。