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スコーピオン金太郎 3回TKOで最優秀選手賞!「ここは通過点」

[ 2022年12月18日 04:50 ]

全日本新人王決勝戦 ( 2022年12月17日    東京・後楽園ホール )

<全日本新人王決勝戦>Sライト級 野口(左)にTKO勝ちのスコーピオン金太郎(撮影・村上 大輔)
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 11階級が行われ、スーパーライト級で3回TKO勝ちしたスコーピオン金太郎(26=三谷大和スポーツ)が東日本に続いて最優秀選手賞(MVP)に輝いた。敢闘賞はミニマム級の石井武志(23=大橋)、技能賞はジム初の新人王となったバンタム級の松本海聖(21=VADY)が獲得した。

 スーパーライト級はスコーピオンが西軍敢闘賞の野口とのサウスポー対決を制した。2回に左ストレートでダウンを奪うと、3回にも左で膝をつかせ、最後は連打で棒立ちにさせてレフェリーストップを呼び込んだ。身長が13センチ高い相手をボディーブローで崩し、リングネームの由来となった“毒の一撃”で仕留める会心の勝利。東日本に続くMVP獲得も「ここは通過点。日本、東洋、世界を目指している。もっと自分のボクシングを磨いて圧倒できるようになりたい」と、さらなる飛躍を誓った。

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2022年12月18日のニュース