【全米女子OP】竹田麗央「いい位置だったので優勝したかった」2打及ばずV逸もメジャー自己最高2位

[ 2025年6月2日 08:45 ]

米女子ゴルフツアー 全米女子オープン最終日 ( 2025年6月1日    米ウィスコンシン州 エリンヒルズ=6829ヤード、パー72 )

5番でパットの行方を追う竹田(AP)
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 2打差の3位で出た竹田麗央(22=ヤマエグループHD)は3バーディー、1ボギー、2ダブルボギーの72で回り、ネリー・コルダ(26=米国)と並び通算5アンダーの2位で大会を終えた。

 最終的に2打及ばず優勝こそ逃したが、2位はメジャー自己最高順位。昨年の9位に続いて全米女子オープンで2年連続トップ10入りを果たした。

 1番でティーショットを大きく左に曲げて荒れ地に入れて1罰打を科された。しかし4オンして長いパットをねじ込んでナイスパーで発進。2番で1メートルにつけてバーディーを先行させた。

 5番でもティーショットを左に曲げてバンカーの縁で止まった。深いラフからの第2打はうまくヒットせずバンカーへ落ちた。痛恨のダブルボギーを叩いて後退した。

 前半はショットの制御に苦しんだが、後半は調子が戻ってきた。11番で1・5メートルにつけてバーディー。14番パー5は2オンに成功し、2パットのバーディーでトップと2打差に迫った。

 しかし、その後、15番、16番と2~3メートルのチャンスをつくりながら決めきれなかった。そして、17番で第2打がグリーン奥にこぼれ落ち、ボギーでトップとの差が4打に広がった。

 ホールアウト後の中継局のインタビューは以下の通り。

 ――今の率直な気持ちは?
 「最終日凄くいい位置で迎えたので、優勝したかったんですけど、うまくいかなかった。また来年頑張りたいなと思います」

 ――順風満帆ではなかった4日間、振り返ってどうだった?
 「こういうコースで4日間戦えたことは自分の経験にもなりましたし、最終日は勉強になったので、またチャンスが来た時にこの経験を生かせるように頑張りたいです」

 ――2日目の18番はダブルボギーだったが、3日目の1番でイーグル。どう気持ちを切り替えたのか?
 「自分のミスショットではあるんですけど、もう終わったことなので、すぐ切り替えてっていう感じで。意識して回ってました」

 ――最終日は2サムで渋野日向子さんと一緒だった。
 「いつも楽しく話してますし、今日もすごくいいリズムで回れたので楽しかったです」

 ――5番でダブルボギーがあったが、しっかり立て直した。
 「ダボはもったいなかったですし、終盤パッティングがもうちょっと入ってたらスコアも(首位と)並べたのかなって思うので、そこはこれからの課題ですし、また練習して頑張ります」

 ――今後の目標は?
 「まだまだこれから今シーズン試合もありますし、メジャー大会も残ってるので、またそこでいいプレーができるようにまた練習して頑張ります」

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