【柔道】角田夏実　全日本女子選手権へ意気込み　体重無差別も「食らいつく」

全日本女子選手権の前日会見に出席した角田夏実（撮影・前川　晋作）
Photo By スポニチ

　柔道全日本女子選手権の前日会見が19日、会場の横浜武道館で行われ、パリ五輪女子48キロ級金メダルの角田夏実（32＝SBC湘南美容クリニック）が出席した。体重無差別で争われる国内最高峰の大会には3度目の挑戦で、過去最高成績は3回戦進出。「怖さもあるけど、小さい選手が大きい選手にどこまで食らいつけるか。挑戦者として頑張りたい」と意気込んだ。今大会は「足取り」が反則にならない。「真っ向勝負だけでなく作戦を立てて戦っていく。先手で動いて、後手に回らないように」と勝機を探った。

　世界選手権（6月、ブダペスト）の代表選考は“辞退”。代名詞の巴投げの調子が万全でないことを明かし「どっちも中途半端になってしまうと思った」と今大会に専念した経緯を説明した。