小林陵侑が帰国「自信になったシーズン」世界選手権でのスーツ問題にも言及

[ 2025年4月7日 21:12 ]

24~25年シーズンを終えて帰国して取材に応じる小林陵侑
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 ノルディックスキージャンプの22年北京冬季五輪ノーマルヒル金メダルの小林陵侑(28=チームROY)が7日、24~25年シーズンを終えて羽田空港着の航空機で帰国した。

 ミラノ・コルティナ五輪のプレシーズンとなった今季は、序盤に苦しみながらも終盤にW杯で3連勝を飾った。さらに2年に1度の世界選手権では2大会連続となる銅メダルを獲得。「今季は自分で考えて(事前)調整をできた。これで結果が出たというのは、自信になったシーズンだった」と充実の表情で振り返った。

 今回の世界選手権ではノルウェー勢のスーツ不正改造問題が起きた。小林陵は「細かいことはあるが選手全員にとっての教訓になったと思う」と受け止め、「結局はうまい人が勝つ。僕らができるパフォーマンスを。道具のことは道具で考える人がいて、でも、ルールの中でやるべき。ルールをはみ出してはいけない」と思いを語った。

 来年はいよいよミラノ・コルティナ冬季五輪を迎える。今後は初の中国合宿のプランがあり、9月に五輪会場で行われるテスト大会にも出場する予定だ。「冬のシーズンにトップギアで入れるように夏からしっかりと準備をしたい。五輪では特にラージで金メダルを目指して頑張りたい」と、決意を新たにした。

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