【松戸競輪ガールズ競輪フェスティバル】尾方真生が逃げ切ってビッグ初V

[ 2024年7月16日 04:30 ]

賞金ボードを掲げ笑顔の尾方真生
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15日、松戸競輪場で行われた「ガールズケイリンフェスティバル2024」は尾方真生(25=福岡・118期)が優勝して、賞金340万円を獲得した。尾方は初のビッグ優勝となった。

逃げ切りを決めた尾方はウイニングランで何度もガッツポーズ。初のビッグレースVの喜びをファンと分かち合った。

 「いつか逃げ切りで優勝できればいいと思っていました。自分らしい勝ち方で良かったです」

 レースは前を取った当銘に迎え入れられる形で先頭に。これは理想のポジションだったと振り返る。打鐘過ぎに山原が仕掛けてきたのに合わせるように先頭の位置から突っ張る。「見えてから1回踏んで、自分のペースに入れて最後に踏み直すことができました」と会心の先行だった。直前に久留米のバンクが使えず、松戸と同じ33バンクの奈良で練習できたことも成果になったと話す。

 ガールズ全体がスピードアップする中で「大きなところを先行で勝つのは、なかなか厳しくなっています」と感じる中でのVは大きな自信につながる。また今まで勝てなかった姉弟子の児玉、小林優に勝てたのも大きい。
 次の目標はもちろんG1Vを決めてのガールズグランプリ出場だ。持ち味の先行力をさらにスケールアップさせて、実力伯仲するガールズ戦線の主役になる。

 ◇尾方 真生(おがた・まお)1999年(平11)5月7日生まれ、熊本県球磨郡多良木町出身の25歳。九州学院高卒。通算成績は357戦257勝。通算取得賞金は7737万円。主な優勝はガールズケイリンフェスティバル(24年)。1メートル60、65キロ。血液型O。

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