【若松ボート ルーキーシリーズ第9戦】藤原碧生 2コース差しで今年3V

[ 2024年7月16日 22:20 ]

トロフィーと盾を手に笑顔の藤原
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 ボートレース若松の「ルーキーシリーズ第9戦植木通彦フェニックスカップ第24回スカパー!・JLC杯」は、16日12Rで優勝戦が行われた。藤原碧生(24=岡山)が2コースから冷静かつシャープに差し切って若松初V。6月の児島に続く今年3Vを飾った。2着にはインから残した人気の原田才一郎、3着には津田陸翔が入った。

 少しのスキも見逃さなかった。人気になっていた1号艇の原田と3号艇の津田が機力では双璧。スリットでも先行され、間に挟まれた藤原は厳しい位置だった。しかし、津田が気になったのか、原田がターンマークをわずかに外したところを見逃さず的確なハンドルを入れた。「スリットで先行されたので、引き波にハマらないように回りました。勝負強い、いいターンができました」と新人とは思えない冷静かつ素晴らしいターンだった。

 129期では唯一のA1レーサーで将来を期待される逸材。「前期はペラが当たって着が取れていました。最近は分からなくなっていましたが前節の児島でつかんで、今節もうまくいきました。A1キープとヤングダービー(9月18~23日、桐生)もあるのでG1で勝てるように頑張ります」と、さらなる高みを目指す藤原から目が離せない。

 ◇藤原 碧生(ふじわら・あおい)2000年(平12)3月27日生まれ、岡山県出身の24歳。岡山支部所属の129期として21年11月、児島でデビュー。21年12月の徳山一般戦で初1着。24年3月浜名湖ルーキーシリーズで初優勝。通算8優出3V。主な同期は竹間隆晟、津田陸翔、西岡顕心ら。1㍍59。血液型A。

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