元プロ野球投手・林昌範氏の長女・林心優さんが宝塚音楽学校合格 父から「背中を押してもらった」

[ 2025年3月30日 16:00 ]

2度目の挑戦で難関を突破し宝塚音楽学校の前で記念撮影する元巨人・林昌範投手の長女林心優さん
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 タカラジェンヌを養成する宝塚音楽学校で30日、第113期生の合格発表が行われ11・75倍の競争率を勝ち抜いた40人が夢をつかんだ。

 合格者の中にはプロ野球・巨人などで活躍した元投手の林昌範氏(41)の長女、林心優(はやし・みゆ)さん(16)の姿も。身長1メートル73のスラリとしたスタイルに母でフリーアナウンサー、亀井京子(42)に似たキリリとした口元、父に似た大きな瞳が印象的で、鮮やかなスカイブルーのコートが映えた。

 この日朝10時の合格発表直後、父には報告したそうで「父も母も幼い頃からの夢を目指して努力してきた人だったので“これからも努力を惜しまず一生懸命頑張りなさい”と背中を押してもらいました」と明かした。

 心優さんは昨年も挑戦したが、最終の三次試験で不合格となり、今回が2度目の受験。「昨年度は最終までいかせて頂いたものの、ご縁が頂けずすごく悔しかったので、本当にうれしいです」と声を弾ませた。

 宝塚を初めて観劇したのが、3年前に上演された星組トップスター礼真琴主演の「めぐり会いは再び next generation」だったこともあり、憧れは歌、ダンス、芝居とすべてに高いレベルを誇る礼。さらに「父が元プロ野球選手で肩幅が広いんですけど、私もそこが似ていて。この肩幅を生かして、どんな娘さん役でも軽々と華麗に持ち上げられる凛々しい男役になりたいです」と笑った。

 一方で音楽学校の倍率は昨年の12・0倍を0・25ポイント下回り11・75倍。2000年以降ではワーストとなった。この10年で言えば2016年の27・0倍から年々減り続け、21年からは10倍台になっている。

 以前は校内の敷地に合格者の受験番号が張り出され、受験生らが歓声を上げるシーンが春の風物詩ともなっていたが、コロナ禍の20年からネットのみの発表になっている。さらに、昨年からは個人情報の観点から氏名や出身地、出身高、身長の発表も控えられ時代を反映したものとなった。

 この日、合格した113期生は4月に入学し2年間、バレエや声楽のレッスンを積み27年の初舞台を目指す。

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