3歳からの宝物とMVで初共演――Palette Parade白川千尋 名前は「うさぎっぴょん&ぶーぶー」【連載第3回】

[ 2025年3月30日 11:00 ]

【画像・写真1枚目】3歳からの宝物とMVで初共演――Palette Parade白川千尋 名前は「うさぎっぴょん&ぶーぶー」(撮影・山﨑悠楓)
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 7人組女性アイドルグループ「Palette Parade」(パレパレ)が、4月12日に沖縄から全国6都市を巡る全国ツアーを開催する。今月25日には結成4年で初めてのアルバム「CHEER」をリリースし勢いを増す7人。パレパレ初心者・古参それぞれに聴いてほしい曲やツアーへの意気込み、東京で見頃を迎えた桜にまつわる話を聞いた。第3回は白川千尋が登場する。(「推し面」取材班) 【MV】「うさぎっぴょん&ぶーぶー」が登場する「パレパレコーシンちゅう!」

 ――「CHEER」はどんなアルバムになりましたか?

 白川「『CHEER』は、パレパレの4年間の歴史がギュッと詰まったアルバムです。デビュー当時からの曲が全部入っていて、これまで出したシングル3枚の収録曲も含めて入っています。私たちにとって本当に大切な1枚です」

 ――アルバムが出ると聞いた時はどんな気持ちでしたか?

 白川「えっ!?嬉しい~!です。私はCDで音楽を聴くのが好きなので、パレパレの歴史が形として未来に残ることがとても嬉しいです」

 ――アルバムに収録されている「パレパレコーシンちゅう!」はメンバー紹介ソングとしても話題ですが、ご自身の推しポイントを教えてください。

 白川「MVでお気に入りのものと一緒に映っているところです。私のパートでは、3歳ぐらいの頃から一緒にいる『うさぎっぴょん』と『ぶーぶー』というウサギとブタのぬいぐるみが登場しています。3歳の私が名付けた大切な宝物です。その子たちを両手に持っているカットがMVに使われていて、自分の大切なものと大切な存在であるパレパレの融合。見ていて楽しいし一番の推しポイントですね」

 ――歌詞についても個性がしっかり表れていますが、白川さんのパートに関してはいかがですか?

 白川「私は常々『ときめき』という言葉が大好きで、洋服でも食べ物でもその時々でときめいた時の感情に忠実に生きています。歌詞にも『ときめき』を入れてもらいました。あとは『白色のニコニコヒロイン』と名乗っているので、その『ヒロイン』とか私だと分かるワードが凄く入ってるのが嬉しいです。

 あとはよくライブで『いけんのか』と煽って、そこもパートに盛り込まれています。曲中で『ちーたん』と返してくれるところも含めて私を体現したパートだと思っています」

 ――作詞家や作曲家の方々との事前ミーティングではどんなことを伝えましたか?

 白川「キャッチコピーや好きなものについて話しました。ときめくものが好きですと言いました。可愛い服や喫茶店が好きだとか、みんなのそばで一緒に笑顔でいたいという気持ちで生きていることを伝えました」

 ――アルバムは収録曲14曲があります。パレパレ初心者におすすめの曲は?

 白川「全部おすすめなんですが…(悩)決めました!1曲目『起きて笑おう果報者』です。一緒に明るい未来へ進んでいこうという気持ちが込められていて、ライブでも心が熱くなってぶち上がる1曲です。アルバムがこの曲から始まるのがパレパレっぽいし、これを聞いたらライブで一緒に楽しめること間違いありません」

 ――ツアーで初めてライブを見る人にもおすすめですね。

 白川「絶対に聴いてほしいです。振り付けが分からなくても真似しやすいし、途中ウェーブが起きたりとか。初めてライブに来てもとりあえず手を挙げておけば楽しめる曲ですね。ただ盛り上がるだけじゃなくて歌詞も素晴らしいので、ぜひ注目して聴いてほしいです」

 ――コアなファンにおすすめしたい曲は?

 白川「私としては7人の音源が初めてなので正直どれも新鮮なんですが…。どうしよう。やっぱり『シャイガール』ですね。1年目のパレチャレっていう大きな企画のラストで披露された曲ですが、そこからずっとパレパレを1番っていうくらい支えてくれていると思っています。この4年間、一緒にいてくれた皆さんには『シャイガール』がそばにいるんですよね。今の7人で歌うバージョンもいいんだとぜひ聴いてほしいです。常に最高を更新し続けるグループなので、この曲は外せません」

 ――ライブでの「シャイガール」の成長ぶりは?

 白川「みんな結構歌えるようになっていて、この前のワンマンライブで、アドリブだったんですが、葵うたちゃんが『ラスサビ一緒に歌いましょう』と客席に呼びかけたんです。そしたら、みんなが本当にすごく歌ってくれて。気持ちが1つになって思いをぶつけ合う瞬間でしたね。4年間で培ってきたことが、ファンの人とメンバーでバンって合わさった感覚がありました」

 ――東京では桜が見頃を迎えましたが、桜にまつわる思い出はありますか?

 白川「私は春生まれですし桜が一番好きですがなんて花粉症なんです。お花見はなかなかできません。でも(3月30日の)生誕祭で桜をステージ装飾にお願いしたんです。外でできないなら、室内でお花見すればいいんだと。」

 ――4月から始まるツアーで楽しみにしていることは?

 白川「今のパレパレが最高なんだぞっていうのを、もっとたくさんの人に、全国の皆さんに届けなきゃって思っています。以前好きでいてくれた方にも『パレパレは今もこんなに素敵なグループなんだぞ』って全力で伝えたいです。パレパレのライブっていま勢いがあって『行くぜ!行くぜ!行くぜ!』って感じだから、ちょっと遠くから見ちゃう気持ちもわかるんですよ。でも、誰も置いていきたくなくて。そういうファンの方の気持ちもパレパレはみんなの居場所だし、誰も置いていかないぞっていう気持ちで、全国のみなさんに届けていきたいです」

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