結城東輝弁護士「陰謀論とかSNSでいっぱいあって…」中居正広氏トラブルをすぐ報道しなかった理由を解説

[ 2025年1月30日 09:42 ]

テレビ朝日社屋
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 弁護士の結城東輝氏が30日、テレビ朝日「羽鳥慎一 モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。芸能界引退を表明した中居正広氏(52)を巡る報道について「週刊文春」が記事を訂正したことに言及した。

 「週刊文春」は28日に公式サイトで「中居正広・フジテレビ問題について」とし「昨年12月26日発売号では、事件当日の会食について『X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた』としていました。しかし、その後の取材により『X子さんは中居氏に誘われた』『A氏がセッティングしている会の”延長”と認識していた』ということが判明したため、1月8日発売号以降は、その後の取材成果を踏まえた内容を報じています」と文書を発表。「12月26日発売号に掲載された記事は現在でも『週刊文春 電子版』で読むことができますが、お詫びした上で、修正を追記しています」とした。

 結城氏は「思想の自由市場という言い方を法律家はよくするんですけど、言論と言論を表現の自由の場で戦わせるんですよね」とし「どちらが価値のある言論か見定めて価値ある言論が残っていくんだという中で週刊誌報道として週刊文春がこういう報道を出された。それに対してフジテレビとして別の対抗言論を出してきて、結果、一方が一部の事実が間違っていたと訂正した」と今回の経緯を語った。

 そして「その時、象徴的だなと思ったのがマスメディアと言われる新聞さん、テレビ局さんって週刊文春の報道が出た時点で一気に報道はじめてないんですよ。まず事実を確認して対抗言論が出てくるのを待ちました」と振り返った。

 その上で「陰謀論とかSNSでいっぱいあって、“大御所芸人が絡んでる”“スポンサーが止めているんじゃないか”とか、そうじゃなくて思想の自由市場、マーケットで言論と言論を戦わせてどっちが何を言うかちゃんと見極める。何も分からない状況でマスメディアはそこの線引きを行っている」と「週刊文春」で一連のトラブルが報じられてもすぐ、テレビや新聞といったオールドメディアが報じなかった理由を説明した。

 司会の羽鳥慎一アナウンサーも「週刊誌やSNSより遅れる。なぜ遅れるのかですよね」とうなずいた。

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