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V5戦棄権の松本圭佑に挑戦者の大久祐哉が心境吐露 「まずは松本選手の体調が回復することを願う」

[ 2025年3月24日 18:12 ]

 プロボクシング日本フェザー級王者・松本圭佑(25=大橋)が25日に東京・後楽園ホールで予定されていた5度目の防衛戦を棄権することを24日、所属ジムが発表した。松本は同日早朝の減量中にけいれんを起こし、病院に搬送された。計量失格となり、同王座ははく奪される見込みだ。

 松本に挑戦予定だった、同級1位・大久祐哉(28=金子、10戦8勝5KO2分け)はこの日、所属ジムを通じて「今回の試合を準備してくださった関係者の皆様。楽しみにして頂いていたファンの皆様。試合が中止になってしまい大変申し訳ございません。対戦相手が居てこそのボクシングなので、まずは松本選手の体調が回復する事を願います。

 今回、僕自身も初のタイトルマッチだったので準備もしっかり積んで最高のコンディションをつくっていただけにショックで仕方ないのが正直な気持ちです。ただ、松本選手だったからこそ、ここまでモチベーションを上げて仕上げられたのもありますので、気持ちを切り替えて前向きに考えていきます。

 チャンピオンになるためにさらに強くなる時間が増えたと思って頑張りますので、引き続き応援よろしくお願い致します」とコメントした。

 同興行のセミファイナルで予定されていた清水聡(39=大橋)と阿部麗也(31=KG大和)によるフェザー級10回戦がメインに昇格する。なお希望者には観戦チケットの払い戻しを行うことも発表。興行を観戦した場合は払い戻し対象外となる。

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