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魔裟斗「スピードでは今の時点で世界王者級」 那須川天心のプロ6戦目を回顧!終盤の戦い方の変化とは

[ 2025年2月27日 19:31 ]

魔裟斗
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 元K―1世界王者でタレントの魔裟斗(45)が27日までに自身YouTubeチャンネルを更新。24日に行われたキックボクシングの神童”那須川天心(帝拳)のプロボクシング6戦目について言及した。

 那須川はプロボクシング6戦目で元バンタム級世界王者のジェーソン・モロニー(英国)と対戦。“神童”が過去最大にピンチを迎えた。試合序盤からモロニーのパンチを被弾していた那須川。第6ラウンドに開始早々に相手の強烈な左右のパンチでぐらついたが、何とか尻もちはつかず耐えた。第7ラウンドには鼻から出血するも、相手のガードの隙間に強烈な右アッパーを差し込み攻勢に転じた。最終ラウンドは前に出てくるモロニ―をいなしながら意地のぶつかり合い。そのまま試合終了のゴングがなった。判定は97―93が2人、98―92が1人を付けて無敗を継続させた。

 試合内容は「天心の圧勝だった」とひと言。終盤ラウンドの那須川の戦い方を見て「天心はあまり倒す気ない」と思っていたという。「試合の最初は“何が何でも倒してやる!”と思うんだけど、後半になって“このまま勝てる”と思ったら勝てればいいと気持ちになる。自分もそうだった」と説明した。

 さらに「最初から打ち合いにならなければもっと圧勝してたかもね。でもバンタム級はタレントぞろいで世界王者4人が日本人。だから自分の存在もアピールしたい。今回は倒して勝ちたい気持ちが少しでもあったからこそ被弾してしまったところもあるかもね」と戦い方次第ではもっと圧勝になっていたという。

 そして現時点で世界王者級に仕上がっているという。「スピードでは今の時点で世界王者たちに全然負けないよね。一発のパワーは武居や中谷選手の方がすごいけどね」と語った。

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