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井上尚弥がドジャース山本由伸と初対面 大橋会長は「最高の瞬間」

[ 2024年6月9日 23:06 ]

山本(右)と初対面した井上(大橋ジム提供)
Photo By 提供写真

 プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者で、米ニューヨーク滞在中の井上尚弥(31=大橋)が、7日のヤンキース戦で好投したドジャース山本由伸(25)と初対面を果たした。

 7日(日本時間8日)、ヤンキース戦に先発し、7回無失点と好投した山本は「試合を観ていただいてありがとうございました」と現地観戦した井上に感謝。

 井上は「がっつり観させていただきました。お客さんの歓声が日本とはまったく違いましたね」と率直な感想を述べた。その後は、調整方法、体重管理などについて情報交換。井上は「ここまでトップでやられている方はみなさんそうだと思うが、毎日をストレスに感じていない。常にハードルが高い状態が当たり前というか、あんまり息抜きはないですね」と話すと、山本も同意し「シーズン中に休みが少ないので、気が付いたらどんどん日が進んでいますね」と話した。

 世界トップアスリート同士の対談に、井上の所属ジムの大橋会長は「山本投手がヤンキースをあんなに抑えてしまいびっくりしました。すごいです。まさかニューヨークで全米ボクシング記者協会の表彰を受け、山本由伸投手のピッチングを観られるなんて最高の瞬間でした。本当にこれから何年経っても興奮の時間になると思います」と感慨深げだった。

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