【ボクシング】元小結・旭道山のおい 波田大和 初タイトル戦前日計量パス セミ藤田健児は初防衛戦
プロボクシング東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦 坂晃典《12回戦》波田 大和 ( 2024年6月1日 東京・後楽園ホール )

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東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦の前日計量が31日、都内で行われ、王者・坂晃典(32=仲里)に挑戦する同級2位・波田大和(27=帝拳)はリミット100グラムアンダーの58・8キロでパス。「(状態は)元気すぎる。これを明日にぶつけたい」と高揚感を口にした。
大相撲元小結・旭道山のおいにあたる波田は高いKO率を誇り2戦連続KO勝利中。この日、王者と対面し「思ったより大きく感じた」と警戒心を強めながら、17戦目での初のタイトル戦へ「ベルトは(勝って)巻いてみるまで分からないので、しっかり勝ちたい。笑ってリングから下りるところを見てもらいたい」と力を込めた。
波田を迎え撃つ王者・坂晃典は一度目の計量で50グラムオーバーも3回目でクリアし「最後は誤差があったがそれ以外はパーフェクト。しっかり仕上がった」と手応え。初防衛戦へ「特に思うことはない。いつも通り面白い試合をしたい」と静かに闘志を燃やした。
セミファイナルのWBOアジア・パシフィック・フェザー級タイトルマッチではアマ10冠の藤田健児(30=帝拳)が同級3位ロデックス・ピアラ(フィリピン)との初防衛戦に臨む。前日計量は両者ともに56・9キロでクリアした。
今年1月の王座決定戦では大差判定勝ちを収め、世界ランク入りも果たした藤田は「防衛も大事だが世界に向けた戦いを見せたい」と気合十分。
担当する粟生トレーナーとともに、主に左ストレートを中心とした基本的な動きの確認をしてきたことを明かし「ゆっくり基礎に耐えてきた。明日はその成果を出したい。隙を見つけながら戦って中盤以降に倒す。世界に向けて魅せる試合をしたい」と宣言した。
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