那須川天心、世界戦は「来年あたり立てる」バンタム級日本人世界王者4人は「全員意識」

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キックボクシングの“神童”で昨年4月のプロボクシングデビューから3連勝中のWBA世界バンタム級7位・那須川天心(25=帝拳)が31日、都内で会見し、7月20日に両国国技館でボクシング転向4戦目を行うことを発表した。那須川は今年1月のボクシング3戦目以来、約6カ月ぶりのリング。自身初の10回戦となるバンタム級ノンタイトル戦で、17勝(7KO)2敗1分けのWBA同級4位ジョナサン・ロドリゲス(25=米国)と対戦する。
那須川との主な一問一答は以下のとおり。
――初の10回戦。
「結構早いなというのはあるが、タイトルマッチが近づいていると感じている、世間に試されている試合になる」
――早く迎えた。
「ベルトを懸けてほしいなとも思ったが、10回戦を経験するのも大事。相手の印象は結構パンチもあってKO率が高く、勢いある選手。目つきも鋭いし、面白い戦いができる。(同じ興行に出場する)田中選手(の相手)もロドリゲスなんで、”ロドリゲス対抗戦”として頑張りたい(笑い)」
――勝ちにこだわる。
「今まではもらわず攻撃するスタイルだったが、前回はどっしり構えて、着実に進化できている。約6カ月空いたが、その時間は無駄ではなく、毎日いろんなパーツを集めて、やっと今回の型がしっかり完成した。はまればKOできる、前回はTKOだったので、KOを狙うとか言うと、いろいろ言われるんで(笑い)。KOはもちろん狙いにいって、力まず自分のスタイルを見せたい」
――バンタム級は世界王者4人が全員日本人。
「日本人が全チャンピオン、”四天王”がいるんで。僕はランクを上げてしっかり勝って”次は那須川でしょ”と言われるように、来年あたりにそこには立てると思う、自分のためにその4人がいてくれると思っている」
――意識する選手は。
「たぶん世の中は、武居と(戦いたいと)言ってもらいたいのは分かるが、全員意識している。(ベルトを)1個獲ったらいいとは思っていない、全部獲るつもりでいるので全員意識しています」
――意気込みを。
「前回進化を見せられて、そこからさらに5カ月間やってきた自信がある。本当に今回の試合で次のタイトルに挑戦できると思われる試合をして、日本中を盛り上げたい」
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