加納陸が7・20に約8年ぶりの世界再挑戦 中谷潤人の親友オラスクアガと王座決定戦

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プロボクシングWBO世界フライ級1位の加納陸(26=大成)が31日、都内で会見し、7月20日に東京・両国国技館で同級2位アンソニー・オラスクアガ(25=米国、帝拳)とWBO世界同級王座決定戦を行うことを発表した。
スーツ姿で会見した加納は「やっと戻ってこれたなというのが率直な感情。ここまで来ればあっという間だった」と8年間を振り返った。相手のオラスクアガを「好戦的でパンチ力がある強い選手」と評し、「次こそは必ず王座を奪取するぞという熱い気持ちがある。試合に対するモチベーションは負けてないと思う。1Rからガンガン攻めていきたい。評価の高い選手に勝利して世界王座を奪取する」と決意を示した。
13年にフィリピンでプロデビューした加納は、16年8月にWBO世界ミニマム級王座決定戦で世界初挑戦するも、当時の王者・高山勝成に6回負傷判定で敗れた。その後はライトフライ級に転級し、20年11月にWBOアジア・パシフィック同級王座を獲得。22年9月にはフライ級で同級王座を獲得し、23年6月12日付で王座を返上した。
対するオラスクアガはWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(26=M.T)の親友で、同じルディ・エルナンデス・トレーナーに師事する。23年4月にはWBC&WBA統一世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(32=BMB)の代役挑戦者に抜てきされ、9回TKO負けを喫するも壮絶な打ち合いを展開し、寺地を苦しめた難敵だ。米ロサンゼルスからリモートで会見に出席し、「今回は準備する機会がしっかりあった。試合に向けて気持ちも高まっている。素晴らしいショーを見せてチャンピオンになりたい。コンディションはとてもいいし、たくさんスパーリングしている」と話した。
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