7・20両国トリプル世界戦　中谷＆恒成が初防衛戦、加納は王座決定戦　那須川天心は初の10回戦

＜ボクシング会見＞会見に臨む那須川天心（撮影・西海健太郎）
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　プロボクシングのトリプル世界戦が7月20日に東京・両国国技館で開催されることが31日、都内のホテルで発表された。

　世界3階級制覇のWBC世界バンタム級王者・中谷潤人（26＝M．T）が同級1位の指名挑戦者ビンセント・アストロラビオ（27＝フィリピン）と初防衛戦、世界4階級制覇のWBO世界スーパーフライ級王者・田中恒成（28＝畑中）が同級12位ジョナタン・ロドリゲス（28＝メキシコ）と初防衛戦を行うほか、WBO世界フライ級王座決定戦で同級1位の加納陸（26＝大成）が2位アンソニー・オラスクアガ（25＝米国、帝拳）と戦う。

　また、WBA世界バンタム級7位でキックボクシング42戦全勝の“神童”那須川天心（25＝帝拳）はボクシング転向4戦目で初の10回戦に臨む。相手は17勝（7KO）2敗1分けのWBA同級4位ジョナサン・ロドリゲス（25＝米国）。昨年11月に元WBA世界スーパーフライ級王者カリド・ヤファイ（34＝英国）に1回KO勝ちしてWBAインターコンチネンタル・バンタム級王者となったくせ者とのノンタイトル戦になる。

　興行のもようはプライム・ビデオで独占生配信される。この日はプライム・ビデオが那須川とスポンサーシップ契約を結んだことも発表された。