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1・6大阪「3150FIGHT」に力石政法、但馬ミツロ、奈良井翼の出場発表 但馬は11・27も直訴

[ 2022年11月4日 18:15 ]

1月6日の「3150FIGHT」出場が決まった(右から)力石政法、奈良井翼、亀田興毅ファウンダーを挟んで但馬ミツロ
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 プロボクシング元世界3階級制覇王者・亀田興毅ファウンダー(35)が主宰する「3150FIGHT」の第4弾興行(1月6日、エディオンアリーナ大阪)に、東洋太平洋スーパーフェザー級王者・力石政法(28=緑)、日本ヘビー級王者・但馬ミツロ(27=KWORLD3)、日本スーパーフェザー級6位の奈良井翼(22=RK蒲田)の3選手が出場することが決まり、4日に都内で発表された。対戦相手はいずれも未定。来週以降に追加カードが発表され、会見した亀田ファウンダーは「タイトルマッチも入ってくる。来週の発表はデカいです」と予告した。

 力石は世界ランカーと対戦予定で、東洋太平洋王座の防衛戦とはならない可能性がある。「次負けたら世界王者になんかなれないと思っている。負けたら引退する覚悟で臨もうと思っている」と決意を口にし、「恩返しのためにも(専属プロモーション契約を結ぶ)3150FIGHTから世界王者になりたい。兄ちゃん(前WBC世界フライ級王者・矢吹正道)も世界王者に返り咲いてもらって、同時に兄弟世界王者になりたい」と改めて夢を口にした。

 但馬は8月に国内男子最速のプロ2戦目で獲得した日本ヘビー級王座の防衛戦となる見通し。だが、会見に出席した但馬は亀田ファウンダーに「ヘビー級で(強豪選手に)振り向いてもらうにはもっと戦績を積まないといけない。試合がやりたい」と直訴した。亀田ファウンダーが「11月27日に出るか?」と3150FIGHTへの出場を争う「SURVIVAL」(大阪・176BOX)への出場を打診すると、但馬は「もちろんです」と即答。27日の試合まで3週間しかなく、負けると1月6日の出場も消滅するリスクがあるが、亀田ファウンダーは「今から対戦相手を探します」と約束した。既にスパーリングパートナーとしてオーストラリア人選手2人を招へいすることが決まっているという。

 また、新たに3150FIGHTと専属プロモーション契約を結んだ奈良井は、9月に日本スーパーフェザー級王者・坂晃典(30=仲里)に敗れて以来の再起戦となる。日本人との8回戦を予定しており、「負けたのにチャンスをもらえた。今まで以上にボクシングに打ち込んで、一番面白い試合をして名前を広めたい」と話した。

 1月6日の興行では、ボクシングを初めて見たいという人が気軽に購入できるように3150円と価格を安く設定した「3150チケット」を数量限定で発売。この日からローソンチケットで先行発売を開始した。最高価格のリングサイドは20万円。亀田ファウンダーは「いい試合が見られてよかったと、お客さんに最高の気分になって帰ってもらいたい」と興行の充実を約束した。

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2022年11月4日のニュース