スーパーウエルター級2冠決定戦は15年ぶり再戦 井上「覚えていない」天熊丸木「負傷判定でも勝ちたい」

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プロボクシング東洋太平洋&WBOアジア・パシフィック・スーパーウエルター級王座決定戦12回戦(5日、後楽園ホール)の前日計量が4日、東京都文京区の日本ボクシングコミッショ(JBC)で行われ、東洋太平洋同級1位の井上岳志(32=ワールドスポーツ)、同級14位の天熊丸木凌介(31=天熊丸木)はともにリミットの69・8キロで一発パスした。
井上は昨年11月、ティム・チュー(28=オーストラリア)に敵地シドニーで敗れて以来のタイトル戦。19年1月の世界初挑戦で敗れて以来、倒すボクシングへのスタイル変更に取り組んでおり、「もう1回世界を狙えると思わせるためにもベルト獲得は大事にしていきたい」と抱負を述べた。天熊丸木とは15年前の国体準決勝以来の再戦で、当時はRSC勝ちを続けて優勝しており「記録として対戦を覚えているけど試合は覚えていない」という。「(相手は)ジャブが得意と思うので、ジャブで差し負けないように自分でリズムをつくっていきたい」と話し、「パンチの感覚もだいぶ良くなってきているし、違ったボクシングを見せられると思う。勝って苦笑い、とならないようにしっかり勝ちます」と意気込んだ。
これまでの「丸木凌介」からジム名を付けたリングネームに10月から変えた天熊丸木は、ユースを除くと6度目のタイトル挑戦。直近では7月に日本スーパーウエルター級王者の川崎真琴(RK蒲田)に引き分けで王座を逃した。リングネーム変更の理由を「親父(丸木孝雄前会長)も(キャリア)途中で変えたようだし、ジムを背負うにはここしかないと思って」と説明。井上にRSC負けした15年前の国体の試合はよく覚えているそうで「(井上に負けた)高校生がどんどん担架で運ばれていて、ストップが早くなっていた。僕のパンチの方が当たっていたので、もっとやりたかった」とリベンジの思いを語った。「負傷判定でも勝てたらいい。多少反則が入っても勝てたら素晴らしいこと」と執念をのぞかせた。
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