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井上尚弥初のNFT作品をオークション形式で販売「新たなボクシングの楽しみ方の一つ」

[ 2022年3月15日 00:00 ]

井上尚弥初となるNFT作品の静止画作品サンプル(提供写真)
Photo By 提供写真

 プロボクシングWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(28=大橋)初となるNFT作品の販売が15日に開始される。NFTとはNon-Fungible Token(代替不可能な暗号資産)の略で、NFT作品とはブロックチェーン技術を活用することで唯一性などを証明し、価値を担保されたデジタル作品。近年では有名アスリートやチームがモチーフとなったNFTカードやゲームなどが多数リリースされ、スポーツ分野においても注目を浴びているという。

 今回、販売されるのは、昨年12月に井上がのアラン・ディパエン(タイ)を8回TKOで下した試合映像を活用したNFT作品。「海外からみた和」をテーマに制作された動画1点、静止画22点をオークション形式となる。オークション開始価格は動画作品が井上の次戦ペアチケットとのセットで30万円、静止画作品はオリジナルとのセットで5万円(ともに税込み)。期間は15日午後3時から4月2日午後11時59分となっている。

 井上は「このたび、僕の試合映像を使ったNFT作品が販売されることになりました。昨年12月14日の防衛戦では初めてのPPV(ペイ・パー・ビュー)方式での生配信ということで話題になったようですが、今回のNFT販売も最新のテクノロジーを活用した世界的に注目されている新しい取り組みということで、僕自身も期待しています。試合で結果を残すことが全てですが、こういった取り組みも新たなボクシングの楽しみ方の一つとして、ファンの皆様にも応援していただけたらうれしいです」とコメントを寄せている。

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2022年3月14日のニュース