【スノボ】三木つばきは2連覇逃し2位 二刀流女王レデツカに0秒48差完敗もリベンジ必ず

[ 2025年3月20日 22:45 ]

スノーボード世界選手権 ( 2025年3月20日    スイス・サンモリッツ )

ライバルの滑りを称える三木つばき(AP)
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 パラレル大回転が行われ、女子で23年大会優勝の三木つばき(浜松いわた信用金庫)は2位で、2連覇を逃した。決勝ではアルペンスキーとの二刀流選手で、この種目では五輪2連覇中のエステル・レデツカ(チェコ)に敗戦。今季のW杯アルペン種目総合王者として真の世界一に挑戦したが、力及ばなかった。

 2つのコースを1人ずつ滑ったタイムの合計で争う予選では2位。1位のレデツカに3秒29もの大差を付けられていた三木だが、それでも決勝トーナメント1回戦、準々決勝と順当に勝ち上がると、ポーランド選手との準決勝はわずか0秒01差で薄氷の勝利。待ち望んでいた女王との直接対決に持ち込んだ。

 「あれだけ凄い成績を出している選手がいて、その選手がいない中で1番を取って、“金メダルです、一番です”と言えるのか」。初のW杯種目総合王者となった三木だが、レデツカは2戦に参戦したのみだった。直接対決で勝ってこそ、自他共に世界一と認められると意気込んでいたが、その決勝も第1中間点からリードを許すと、その差は詰まらず、0秒48離されて敗戦した。

 18歳で出場した22年北京冬季五輪は決勝トーナメント1回戦で敗退。悲願の金メダル獲得を誓う来年のミラノ・コルティナ五輪へ、「0秒48」を埋める闘いの日々が始まる。

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