「過去最多」トレンド1位、カレー店倒産、ストーカー検挙、生活保護申請…ネット「1つもいいことなし」

警察庁、国家公安委員会などが入る合同庁舎
Photo By スポニチ

　ワード「過去最多」が5日午後、X（旧ツイッター）で急上昇し、トレンド1位となった。

　この日、2024年のストーカー規制法での摘発件数は1341件（前年比260件増）で、00年の同法施行以降で最多となったことが警察庁のまとめで分かった。規制法に基づき、つきまといなどの行為をやめさせる行政措置「禁止命令等」の件数も2415件（同452件増）で最多。警察への相談件数は1万9567件（同276件減）で、近年は2万件前後の高い水準が続いている。

　また、帝国データバンクは、「カレー店の倒産が高水準、2024年度は過去最多に　『コメ高騰』も影響」と題し、2024年度に発生した、インド料理店などを含めた「カレー店」の倒産（負債1000万円以上、法的整理）は13件となり、年度で過去最多を更新したと報じた。

　前日4日には、2024年度の生活保護申請が速報値で23年度比3・2％増の25万9353件となり、5年連続で前年度を上回ったことが、厚生労働省の統計で分かった。長引く物価高騰による家計の悪化に加え、厚労省は「高齢者などの単身世帯の増加が影響した可能性がある」と分析している。

　インターネット上では、これらの「過去最高」には「1つもいいことなし」「全部よくないことだね」「すべてマイナスの過去最低じゃん」「マジ？世の中最悪ジャン」などの声が上がっている。