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新潟総合テレビ 11億円所得隠し 社長が会見 組織的還流は否定

[ 2025年6月5日 04:43 ]

記者会見するNST新潟総合テレビの酒井昌彦社長(右)ら
Photo By 共同

 フジテレビ系列のNST新潟総合テレビが関東信越国税局から約11億円の所得隠しを指摘され、4日、新潟市中央区の本社で記者会見を開いた。

 酒井昌彦社長は、CM制作会社に架空の制作費などを支払い、そのほとんどが社員だった男性の親族名義の会社に流れていたと説明。謝罪した上で、組織としての還流は否定した。

 同社によると、問題は昨年8月の税務調査で発覚した。営業を担当していた元社員は取引先だった複数の制作会社に対して架空のCM制作費を支払っていたほか、実際に業務を委託した場合でも費用の水増しを求めるなどして、親族名義の会社に金を流していた。

 元社員は調査に、親族名義の会社に流れた金を接待などに使ったと説明したという。

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