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大阪・関西万博 レジオネラ属菌検出で水上パレード中止発表 ユスリカ発生源のウォータープラザで

[ 2025年6月5日 09:15 ]

大屋根リングから見た会場(撮影・岸 良祐)
Photo By スポニチ

 日本国際博覧会協会は5日までに大阪・関西万博公式サイトを更新。ウォータープラザの海水から「レジオネラ症防止指針」の指針値以上のレジオネラ属菌が検出されたことを公表した。

 サイトでは「本日2025年6月4日(水)18時頃、ウォータープラザの海水から『レジオネラ症防止指針』の指針値以上のレジオネラ属菌が検出されたことが判明しました」と報告。「大阪市保健所(会場衛生監視センター)に直ちに報告したところ、噴水停止の助言を受けました。この助言に基づき、本日の『アオと夜の虹のパレード』の公演中止を決定いたしました」と同日夜の公演を中止した。

 「観覧を楽しみにされていたお客様に多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪し、「なお、水質改善には既に着手しており、引き続き、大阪市保健所と連携しながら、ウォータープラザの水質をモニタリングしてまいります」とした。

 さらに「6月5日(木)及び6日(金)昼の『水と空気のシンフォニー』、夜の『アオと夜の虹のパレード』は中止とさせていただきます」と6日までの公演中止も発表し、「再開の時期につきましては改めてご案内いたします」と記した。

 ウォータープラザにおいては、会場内で大量飛来している虫「ユスリカ」の発生源であることも公表している。

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