得点圏打率0割台も…コンフォートが勝ち越し打!ドジャース相手ミスに乗じ8回に逆転 本拠ファン大興奮

[ 2025年6月6日 08:01 ]

ナ・リーグ   ドジャース6―5メッツ ( 2025年6月5日    ロサンゼルス )

ドジャースのマイケル・コンフォート(ロイター)

 ドジャースは2点を追う8回に逆転に成功した。

 3―5の8回、先頭・ベッツが相手2番手・ギャレットから四球を選んで出塁すると、続くスミスが左翼線へ二塁打。左翼手・ニモが打球処理に手こずる間にベッツが一塁から一気に生還し1点差に迫った。

 さらにT・ヘルナンデスの中飛で二塁走者・スミスが三塁まで進むと、次打者・パヘスの三ゴロで本塁に突入。メッツ三塁手・バティがバックホームも送球がワンバウンドし、捕手・アルバレスが捕り損ねるミス。ギャレットが素早くカバーに入り、スミスをタッチアウトしようと試みたが、アルバレスが“壁”になりバッテリー同士で交錯してしまい、その間にスミスが生還。同点のホームを踏んだ。

 これにはNHK BSで解説を務めた小早川毅彦氏も「痛いミスが出ました」とメッツ側の守備を批評した。

 ドジャースは5―5においつくと、なおも2死二塁で代打・フリーマンを起用。フリーマンは申告敬遠で勝負を避けられたが、次打者・コンフォートがギャレットの初球、カットボールを左前に運び、二塁走者・パヘスが還って勝ち越しに成功。

 試合前の時点で打率・165、得点圏打率・057と不振にあえぐ男が勝負所で貴重な一打を放ち、本拠ファンは大盛り上がりした。コンフォートにとってこれが22打席ぶりの安打となった。

 チームはそのまま6―5でメッツに逆転勝利した。

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