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東京五輪の悔しさを糧にはい上がった瀬古 「今こうしてA代表の舞台でプレーする喜びを改めて感じる」

[ 2025年3月19日 20:25 ]

<日本代表公式練習>練習に臨む瀬古(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 サッカー日本代表は20日、埼玉スタジアムで開催されるW杯アジア最終予選でバーレーンと対戦する。19日は試合会場で最終調整を行った。

 本大会出場が決まる一戦で、DF瀬古歩夢(24=グラスホッパー)は、先発出場の期待が懸かる。今予選で先発してきたDF谷口彰悟、DF町田浩樹が負傷で、出場機会が巡ってきた。瀬古は「自分がこれから上に行くためにはこういったチャンスをものにできないとダメだと思う。自分はそういう力を持ってると思ってるので、チャンスをつかめるようにアピールしたい」と、意気込んだ。

 東京五輪メンバーに選出されながらも本大会では一試合も出場できず。悔しい思いを糧に研さんを積み、3年後にこの舞台にたどり着いた。報道陣から「自分がW杯を決める場に立つイメージはできたのか?」と聞かれると、瀬古は「できていませんでした」と言い、首を横に振った。

 「五輪の時はメンバーに入ったけど、出場することすらできずにベンチの外から見てたので、やっぱり悔しい気持ちはありました。その中で『はい上がってやるぞ』っていう気持ちを持っていた中、今こうしてA代表の舞台でプレーする喜びを改めて感じる。非常に責任があるし、日本国民の皆さんが応援してくれている。しっかり自覚を持ってプレーしないといけない」

 代表の誇りと責任を胸に、瀬古がW杯出場を決めるピッチに立つ。

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