負傷明けのFW上田綺世「かなりいい状態」　前回2得点のバーレーン戦へ「もちろん得点するつもりで」

＜サッカー日本代表練習＞練習に臨む（左から）久保、上田、一人飛ばして、三笘（撮影・西海健太郎）
Photo By スポニチ

　サッカー日本代表は20日、埼玉スタジアムで開催されるW杯アジア最終予選でバーレーンと対戦する。19日は試合会場で前日練習を行った。ケガから復帰したFW上田綺世（26＝フェイエノールト）はリラックスした表情で最終調整。勝てば8大会連続8度目のW杯出場が決まる一戦だが「普段と変わらない。次の試合でW杯が決まるからどうっていうことはない。毎回毎回、準備して臨むだけ」と平常心を強調した。

　昨秋以降は負傷に悩まされてきたが、16日のトウェンテ戦で2得点。「いろんなアプローチをしていい準備をしてきた。今はかなりいい状態だと思う」と弾みをつけて代表に合流した。フェイエノールトは2月に元同国代表FWのファンペルシー氏が就任。現役時代に世界屈指のストライカーとして活躍した指揮官から指導を受ける日々に「また新しい刺激、いろいろ成長するチャンスはあるのかなと思う」と前向きだ。

　過去のバーレーン戦は2戦3発と好相性。昨年9月の前回対戦は敵地で2得点を決めた。「もちろん得点するつもりでプレーする。そこが自分の仕事なので」。完全復活を目指すストライカーが、世界最速の北中米切符をたぐり寄せる。