MF中村敬斗「目に見える数字が出ていないのは気にしない」　大一番へ静かに闘志

＜サッカー日本代表練習＞練習に臨む（右から）堂安、中村（撮影・西海健太郎）
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　サッカー日本代表（FIFAランク15位）は20日、埼玉スタジアムでW杯アジア最終予選のバーレーン（同81位）戦に臨む。勝てば3試合を残し史上最速での8大会連続8度目のW杯出場が決まる一戦。19日は試合会場で公式練習が行われた。

　MF中村敬斗は「しっかり自分たちのやるべきことをやって勝ちたい」と静かなる闘志を燃やした。初のアジア最終予選は4試合出場。オーストラリア戦では同点につながるオウンゴールを誘発するなどで貢献してきたが、ここまで得点やアシストはない。

　だが「前回の中国戦（24年11月）はスタメンで使ってもらって得点やアシストなどの目に見える結果が出せなかったのは残念です。でも、しっかり勝てた。目の前に見える数字が出てないのは気にしてないです」と意に介さない。

　S・ランスでは1トップや2トップ、トップ下でもプレーし、森保ジャパンでは左WBだけではなく、シャドーで起用されることもある。複数ポジションができる強みを活かし、まずはチームの勝利のために与えられたタスクをこなす。