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家庭料理の定番!基本の筑前煮

[ 2022年12月31日 06:00 ]

福岡県の郷土料理「筑前煮」。名前の由来は、具材を油で炒めてから煮るという作り方が筑前地方独特だったからとされています。鶏肉とたっぷりの根菜を炒め煮して、味付けをしっかり染み込ませているので、白いご飯がすすみます!副菜にも主菜にもなる人気の定番。普段のおかずにはもちろん、お食い初めやお正月などにもおすすめです♪絹さやをのせて彩りよく仕上げましょう。

材料 (4人分)

鶏もも肉 ... 150g
にんじん ... 1/2本
こんにゃく ... 80g
れんこん ... 1/2節(100g)
ごぼう ... 1/2本(90g)
里芋 ... 3個(150g)
絹さや ... 4枚
干ししいたけ ... 4枚
水 ... 250cc
サラダ油 ... 大さじ1

煮汁

酒 ... 大さじ1
みりん ... 大さじ2
砂糖 ... 大さじ1/2
しょうゆ ... 大さじ2

手順

1. ボウルに干ししいたけ、水を入れて干ししいたけを戻す。戻し汁は200ccとっておく。軸を切り落として4等分に切る。
2. にんじんは端から斜めに包丁を入れて、回しながら食べやすい大きさに切る(乱切り)。こんにゃくはスプーンで食べやすい大きさにちぎる。鍋にこんにゃく、こんにゃくが浸る程度の水(分量外:適量)を入れて火にかけ、煮立ったら中火で3分ゆでて水気を切る。
3. れんこんは縦に十字に切って切り口を下にし、7mm幅に切り(いちょう切り)、水にさらして水気を切る。ごぼうは斜め7mm幅に切り、水にさらして水気を切る。里芋は塩で揉み、洗う。水にさらして水気を切り、食べやすい大きさに切る。
ポイント: 里芋を触った際に手にかゆみが出る方は、酢水(水200ccに対して大さじ1〜2が目安)にさらすことで緩和されます。また、里芋のアクやえぐみの元であるシュウ酸カルシウムが気になる方は厚めに皮をむくことで減らすことができます。
4. 絹さやは筋をとり、熱湯でさっとゆでてザルにあげ、斜め2等分に切る。
5. 鶏肉は食べやすい大きさに切る。
6. 鍋にサラダ油を入れて熱し、鶏肉を入れて肉の色が変わるまで中火で炒め、にんじん、こんにゃく、しいたけ、れんこん、ごぼう、里芋を加えて炒める。
7. しいたけの戻し汁(200cc)、酒、みりん、砂糖を加えてひと煮立ちさせ、アクが出たら取り除き、落としぶたをして弱めの中火で10分煮込む。
8. しょうゆを加えて混ぜ、再び落としぶたをして5〜6分煮込む。
9. 全体を混ぜ、強火にして煮汁を少し飛ばす。
10. 器に盛り、絹さやをのせる。

よくある質問

Q. 保存の目安はどのくらいですか?
A. 保存期間の目安は2日です。保存に関する注意事項については「料理を楽しむにあたり、気をつけていただきたいこと」にある【保存について】[こちら]をご確認ください。
Q. こんにゃくの下ごしらえは必要ですか?
A. 下ごしらえが不要のあく抜き済みのものを使用するのがおすすめです。
Q. 筑前煮とお煮しめの違いはなんですか?
A. 筑前煮は食材を油で炒めてから煮るのが特徴です。煮しめは地域によって使う食材が異なり、さまざまです。

2022年12月31日のニュース