永瀬九段 昼食にすっぽん 名人戦初勝利へ闘志 藤井名人との第4局

[ 2025年5月18日 12:37 ]

名人戦第4局2日目に臨む永瀬拓矢九段(日本将棋連盟提供)
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 将棋の藤井聡太名人(22)=王将を含む7冠=に永瀬拓矢九段(32)が挑む第83期名人戦7番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催)は18日午前9時、大分県宇佐市の宇佐神宮で第4局2日目が始まり、正午に昼食休憩に入った。1日目午後に千日手指し直しとなったため、先手番が永瀬に移って初手から開始。戦型は角換わり相早繰り銀へ進み、指し手は44手まで進んだ。

 昼食メニューは藤井が「旨味凝縮!濃厚つけ麺」と大紅袍茶、永瀬は「安心院(あじむ)すっぽん名人御膳」と「宇佐米勝ちえびまんだこっち焼き」、シトラスジンジャーエール、苺みるくフラッペ。消費時間は持ち時間9時間から永瀬が4時間16分、藤井は6時間7分。

 永瀬は16日の前夜祭で「私は食べるのが好きで今回初めてすっぽん料理をいただく。明日からが楽しみ」とあいさつした。シリーズは0勝3敗で早くもカド番となった。勝負が佳境を迎える2日目の昼食は軽めに済ませる棋士が多い中、午後の長い戦いを見据えてあふれ出る闘争心を表すような選択だった。

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