宝塚歌劇団・星組次期トップスターに暁千星、トップ娘役に詩ちづる　お披露目公演は9月27日開幕

宝塚大劇場
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　宝塚歌劇団は27日、星組トップスター・礼真琴が8月10日付で退団するのに伴い、次期トップスターに暁千星（あかつき・ちせい）、次期トップ娘役に詩ちづる（うた・ちづる）が決定したと発表した。

　暁、詩の新トップコンビとしてのお披露目公演は、9月27日に大阪・梅田芸術劇場で開幕するの全国ツアー公演「ダンサ セレナータ」「Tiara Azul －Destino－（ティアラ・アスール　ディスティーノ）II」。 　

　暁は広島県出身。2012年4月に「華やかなりし日々」で初舞台を踏み、13年2月に月組に配属された。14年に「明日への指針」で新人公演初主演。17年の「Arkadia－アルカディア－」で宝塚バウホール公演単独初主演を果たした。

　22年5月に星組に組替え。23年の「1789－バスティーユの恋人たち－」では革命家デムーランを熱演、24年「RRR × TAKARAZUKA √Bheem」では、インド人青年ラーマを精かんに演じ、「夜明けの光芒」では数奇な運命に翻弄（ほんろう）される主人公ピップを繊細に表現、「記憶にございません」ではコメディー作品の中でクールな存在感を発揮した。

　詩は北海道出身、2019年4月に「オーシャンズ11」で初舞台。同年5月、月組に配属され、21年11月に星組に組替え。22年の「めぐり会いは再び next generation－真夜中の依頼人－」で新人公演初ヒロインを務めた。25年1月宝塚バウ公演「にぎたつの海に月出づ」のヒロインを務め、女帝としての葛藤を繊細に演じた。