日付変わってもフジ2度目会見続く…超異例“2日がかり”8時間超え 港社長が中居氏との関係性も語る

[ 2025年1月28日 00:00 ]

<フジテレビ会見>疲労がにじむ港社長
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 元タレント中居正広氏(52)の女性トラブルを巡る一連の対応が批判され、経営の根幹が揺らぐフジテレビは27日、東京・台場の同局で2度目となる記者会見を行った。午後4時に始まった会見は8時間を超え日付をまたぐ異例の長さとなった。 【動画】フジテレビ“やり直し会見”

 午後10時前に初めて設けられたトイレ休憩ではトイレに長蛇の列も。その後再開された質疑応答では、辞任を発表した港社長が進退について決断した時期や、中居氏と自身の関係性は「番組をやったことはないと思います。音楽番組に出演なさるとかした時とかそういう時にお会いしてあいさつした程度の関係性です。私自身がキャスティング交渉をしたりという経験はありません」などが語られた。

 自社の窮地とあり、同局のこの日も異例の態勢。夕方のニュース番組「Live News イット!」から会見を放送。2時間特番だった「ネプリーグ」や、看板番組である「月9」ドラマ「119エマージェンシーコール」は次週に延期、その後も「専門家芸人」、ドラマ「秘密 鏡の中に生きる私」など8番組を変更し、ぶっ通しで“やり直し会見”を放送し続けている。

 近年に行われた主な“ロング会見”は、2019年7月22日に吉本興業の岡本昭彦社長が所属タレントの闇営業問題や騒動について開いた5時間半(休憩10分挟む)、2023年9月7日にジャニー喜多川氏の性加害問題を巡る東山紀之新社長(当時)、藤島ジュリー景子社長らが開いた4時間12分がある。2023年12月4日に日大アメフト部の大麻に関すして林真理子理事長らが出席した会見は2時間45分だった。

 長い会見の途中にはハプニングもあった。会場内でユーチューバーの「煉獄コロアキ」がTikTokで生配信。会場にいるスタッフから注意を受けたが、「プライバシー保護のため10分遅れの放送や配信」のルールを守らず生配信を続け強制退出させられた。

 さらに4時間を超えたあたりから「中居氏と被害女性の間の同意の有無」について紛糾。遠藤副会長が「踏み込んだ発言」をした後に訂正する場面に一部の質問者から抗議の声が上がり、「2人のプライバシーの関係から話すことができない。お答えできない」というフジ側と「今日の会見で一番大事なところ。また逃げるのか」などと声を荒らげる質問者との押し問答が30分以上続いた。

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