稽古中に顔面骨折で公演休演の片岡愛之助 ブログに心境「とても残念で悔しい」「申し訳ない気持ち」

[ 2024年12月1日 14:16 ]

片岡愛之助
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 歌舞伎俳優の片岡愛之助(52)が1日、自身のブログを更新。京都市の南座で1日初日の歌舞伎公演「吉例顔見世興行」の舞台稽古中に鼻と上顎を骨折し、当面休演することについて、心境をつづった。

 愛之助は「皆様、ご心配をおかけして申し訳ありません。稽古中のことで大変驚きました。顔見世に出られないことは、とても残念で悔しい思いです」と心境を吐露した。

 「ご予約を賜っていたお客様、並びに竹馬を贈ってくださっているご贔屓方,そして離れたところから応援のお気持ちをくださるファンの皆様に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪し、「然し乍ら、神様がくれたしばしのお休みなのだと、気持ちを切り替え しっかり治したいと思います」とした。

 自身が休演する間の代役についても言及し「僕は当面の間 休演となるので、昼の部『大津絵道場寺』は中村壱太郎さんに、夜の部『色彩間苅豆』は中村萬太郎さんに代役をつとめていただいております」とした。

 「12月のこの公演が、大成功することを心より願うとともに、療養の間、確りいろいろなことを勉強して、また皆様の前で いい作品を届けられるよう努めます。ますます寒くなって参りましたので、皆様もご自愛くださいませ お心を寄せていただいて感謝致しております」とした。

 愛之助は11月29日午前11時頃、「大津絵道成寺」の稽古中に、舞台の7メートル上から降下してきた木製パネルと接触した。パネルは幅2メートル×高さ1メートル、雲の絵が描かれていた。重さは分かっていない。愛之助がパネルの後ろで衣装の早替わりをする場面だったが、大道具担当とタイミングが合わず、後ろに行くまでに下りてきたパネルで顔面を強打したとみられる。

 同興行は、師走の京都の風物詩。愛之助は昼の部で「大津絵道成寺(おおつえどうじょうじ)」、夜の部で「色彩間苅豆(いろもようちょっとかりまめ)」に出演予定だったが、当面休演。2作は代役で上演する。

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