将棋会館併設の「棋の音」開店　佐藤康光九段が一日店長に就任　オープン前から長蛇の列

一日店長として将棋ファンを迎える佐藤康光九段（撮影・会津　智海）
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　9月に完成した新将棋会館（東京都渋谷区千駄ケ谷1丁目）に併設された「棋の音（きのね）」が1日、グランドオープンした。同所には旧会館（千駄ケ谷2丁目）の道場と売店が移設され、将棋をコンセプトとしたカフェを新設。この日は「棋の音」の名付け親で、日本将棋連盟前会長の佐藤康光九段（55）が一日店長に就任し、オープンの午前10時前には入場希望者が長蛇の列をつくる人気ぶりだった。

　偶然にも自身の誕生日と重なった佐藤九段は「多くのお客さまに来店いただき感謝すると同時に（入場を）待っているファンの方もおり、恐縮しています。将棋ファンのみならず、将棋を知らない方にも数多く足を運んでいただければうれしく思います」と目を細めていた。

　「棋の音」の営業時間は10時から21時。定休日は年末年始以外、設定していない。なお新将棋会館での公式戦は年明けからの予定。