末成映薫「来年は2回目。全員出れるやろか…」 NGKで出演者の平均年齢71歳「生存確認ライブ」

[ 2023年12月14日 22:58 ]

「生存確認ライブ・いこいの郷~インガスンガスン~」に出演した(左から)吉田裕、中村美律子、藤山直美、末成映薫、西川きよし、西川ヘレン、月亭八方、池乃めだか
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 吉本新喜劇座員の末成映薫(76)が15日、大阪ミナミのなんばグランド花月(NGK)で「生存確認ライブ・いこいの郷~インガスンガスン~」を開催した。末成は冒頭で「出演者全員が60歳以上。終わりに誰か欠けてるかもしれませんが」と笑いを誘い、「誰ひとり天国へ行くことなく無事、終わることができました。来年は2回目。全員出れるやろか…」と笑いで締めくくった。

 第1部が新喜劇で「高級老人ホーム」が舞台。末成は入所している90歳老女、その孫16歳少女の一人二役で出演。特に孫役では超ミニスカートで登場。何度も早替わりして、舞台を沸かせた。

 スペシャルゲストで出演した女優・藤山直美(64)は「58年前に子役で新喜劇に出てました」と明かした。07年6月に小籔千豊(50)の座長就任公演に出演して以来16年ぶりのNGKの舞台となり、借金取りの親分役。深緑の着物に、末成のトレードマークである円盤型の大きなカツラをかぶって舞台へ。同じくゲストの月亭八方(76)とは、喜劇王と呼ばれた父・藤山寛美さんとの借金話をアドリブで明かすシーンもあった。やなぎ浩二(81)がついていた杖を外すなど“やりたい放題”。「楽しかったです」と目を細めた。

 ゲストも含めて出演者14人の平均年齢は71歳。舞台上で西川きよし(77)・ヘレン(77)夫妻、内場勝則(63)・未知やすえ(60)夫妻、佐藤武士(69)・浅香あき恵(67)夫妻と3組の本モノ夫婦が共演。きよしが内場との大阪北新地での豪遊話を暴露するなど、昔話で爆笑をさらった。

 第2部の歌謡ショーでも客席は沸いた。3組の本モノ夫婦がデュエットするなど、自慢のノドを披露。演歌歌手・中村美律子(73)は「河内おとこ節」を熱唱した。最後は全員で「明日があるさ」を合唱して締めくくった。他の出演者は池乃めだか(80)、島田一の介(73)、はじめ(60)ら。

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2023年12月14日のニュース