山下達郎 松尾潔氏の騒動言及 SMAPやキンプリについても「再集合の実現を竹内まりやと願っている」

[ 2023年7月9日 16:30 ]

山下達郎
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 シンガー・ソングライター山下達郎(70)が9日、TOKYO FM「山下達郎の楽天カード サンデー・ソングブック」(日曜後2・00)に出演。自身が所属する音楽プロダクション「スマイルカンパニー」と音楽プロデューサー・松尾潔氏(55)との業務委託契約が終了し、騒動になっていたことに言及。その中でSMAPやKing & Princeについても触れる場面があった。

 騒ぎの発端は松尾氏のツイッター。スマイルカンパニーの契約が途中で終了になったとし「私がメディアでジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由です。私をスマイルに誘ってくださった山下達郎さんも会社方針に賛成とのこと、残念です」と、山下の名を挙げて1日に投稿していた。これに対し、スマイルカンパニーが「契約終了直後に、松尾氏がTwitterで弊社所属の山下達郎の名前にも触れてツイートを行ったことが各方面で取り上げられておりますが、今回の契約解除は、松尾氏によるこれまでの社内外での言動等に鑑み、弊社代表である私自身の判断により、松尾氏との協議の上、合意により終了することとなったもの」として、この日のラジオ番組で山下が自らこの件について語ることを告知していた。

 山下氏はKinKi Kidsをはじめ、ジャニーズのタレントへの楽曲提供も多かっただけに、この日のラジオで「ネットや週刊誌の最大の関心事は、私がジャニーズ事務所へ忖度があって、今回の一件もそれに基づいているのではとう根拠のない憶測」があると前置き。その上で「性加害があるとすれば、もちろん許しがたいこと」とし「自分はあくまで一作曲家、楽曲提供者」で「知っていることが何もない以上コメントを出しようがありません」と立場を口にした。そして「私が一個人一ミュージシャンとしてジャニーさんへのご恩を忘れないことや、それからジャニーさんのプロデューサーとしての才能を認めることと、社会的・倫理的な意味での性加害を容認することとは全くの別問題だと考えております」と話し「作品に罪はありませんし、タレントさんたちも同様です。繰り返しますが、私は性加害を容認しているのではありません。アイドルたちの芸事に対するひた向きな努力を間近で見てきたものとして、彼らに敬意を持って接したいというだけなのです」と説明した。

 その流れで「ですから正直残念なのは、例えば素晴らしいグループだったSMAPの皆さんが解散することになったり、最近ではキンプリが分裂してしまったり、あんなに才能を感じるユニットもどうしてと疑問に思います」と考えを吐露。「私には何もわかりませんけれど、とっても残念です。願わくば、みんなが仲良く連帯して素晴らしい活動を続けていってほしいと思うのは私だけではないはずです。KinKi Kids、嵐、他のグループもみんな末永く活動していってほしいと思うばかりです」と思いを語った。また「先日男闘呼組の再結成という嬉しいニュースがありましたが、同じようにいつか近い将来SMAPや嵐、キンプリの再集合も実現するような日が来ることを、竹内まりやともどもに願っております」と自身の思いを語っていた。

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2023年7月9日のニュース