日本将棋連盟 佐藤天彦九段からの「不服申立書」受理 マスク不着用で反則負け

[ 2022年11月2日 17:15 ]

佐藤天彦九段
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 日本将棋連盟は2日、対局中に長時間マスクを外したとして反則負けとなった佐藤天彦九段(34)からの提訴を1日に受理したと発表した。

 佐藤九段は10月28日のA級順位戦(対永瀬拓矢王座)の終盤、計1時間にわたってマスクを外し、今年2月から施行した新型コロナウイルス感染対策の臨時対局規定に抵触したとして反則負けと判定された。1日には佐藤九段が「不服申立書」を連盟に提出。事実関係を認めながら意図的ではないことを強調し、処分の撤回や規定適用基準の明確化などを訴えた。

 連盟では今後、当日判定を下した佐藤康光会長と鈴木大介常務理事を除いた常務会メンバーで対応するとしている。

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2022年11月2日のニュース