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【日本ライト級王座決定戦】村上、仲里ともに譲らずドロー 再戦は決着つかず王座は空位のまま

[ 2025年5月3日 21:11 ]

日本ライト級王座決定戦10回戦   同級1位・村上雄大《引き分け》同級2位・仲里周磨 ( 2025年5月3日    東京・後楽園ホール )

日本ライト級王座決定戦で引き分けた村上(左)と仲里
Photo By スポニチ

 前半は同級1位・村上雄大(25=角海老宝石)がジャブを中心に組み立て、公開スコアも1点差の3―0でリード。後半は同級2位・仲里周磨(28=オキナワ)の連打が当たり始め、最終的にジャッジ3者とも95―95で引き分けた。

 村上は「負けかドローかと思った。先手々々を意識したが、相手のプレッシャーが強かった」と振り返った。レフェリーからホールドの注意を受けた中盤以降、パンチをもらう場面が増えたが「効いたパンチはない」と言う。「ここで負けたらやめようと思っていた。でも、引き分けなので…。再戦したい。向こうもそう思っていると思う」と話した。

 23年12月の王座決定戦で村上に判定勝ちしている仲里は、8回に両目上をカットして流血する不運もあった。「もっと圧倒的な試合をするつもりだった。倒そうとして力みすぎた」と振り返った。「負けたとは思っていない。(再戦は)チャンスがあれば、やりたい」と話していた。

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