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京口紘人「7対3で矢吹さん。勝っても負けてもKOやと思う」IBFフライ王者アヤラと打ち合い予想

[ 2025年3月20日 20:15 ]

京口紘人
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 プロボクシング元世界2階級制覇王者の京口紘人(31=ワタナベ)が20日、自身のYouTubeチャンネルを更新。29日に愛知県国際展示場でIBF世界フライ級王者アンヘル・アヤラ(24=メキシコ、18戦全勝8KO)にIBF世界ライトフライ級王者の矢吹正道(32=LUSH緑、17勝16KO4敗)が挑むタイトルマッチについて語った。

 京口はアヤラについて「24歳と若く、フライ級では長身167センチぐらい。生粋のファイター」と印象を語った。その上で「かみ合うと思う。矢吹さんはパンチがあって(アヤラとの)身長差はない。ライトフライ級では減量面で打たれ強さとか、スタミナの影響を指摘されていた。本来のフライ級に戻して余力あるというか、減量はスムーズにいくんじゃないかな」と階級を上げた矢吹の良さが出ることを指摘した。

 「(勝つのは)7対3ぐらいで矢吹さんと思う。ボクシング関係者の間ではそういう声が多いんじゃないかな」と予想。決着について「勝っても負けてもKO。判定はないと思う」と付け加えた。その上で試合展開について「ただ、あわやというシーンはあると思う。(アヤラは)それだけ好戦的な選手。(試合序盤に)ジャブの差し合いで矢吹さんが差し勝つと思う。そこから(振り回してくる)アヤラのパンチを空転させるのが理想。距離が近くなると接近戦もうまいので。矢吹さんはここで、どれだけ上回れるか。中間距離で試合を展開するのが理想かな。終盤にさしかかるあたり、8ラウンドとかでKO奪取はあると思う。1階級上げて“これだけエネルギッシュになるんだ”という試合になる」と矢吹に快勝を期待した。

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