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2階級複数団体統一王者・寺地拳四朗が初のリング誌PFP10位入り 尚弥&中谷と日本人3人がランクイン

[ 2025年3月20日 16:40 ]

激闘から一夜、会見する寺地拳四朗(撮影・長久保 豊)
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 ボクシング米老舗専門誌ザ・リングが19日(日本時間20日)、「パウンド・フォー・パウンド(PFP、=全階級を通じての最強ランク)」の最新ランキングを更新し、WBA&WBC世界フライ級統一王者の寺地拳四朗(33=BMB)が初のランクインとなる10位に入った。

 2位に位置する世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)、8位のWBC世界バンタム級王者の中谷潤人(27=M・T)とともに、日本人3選手がトップ10入りする快挙。寺地は自身のX(旧ツイッター)を更新し「やったー ありがとうございます!!」と絵文字とともに喜びをつづった。

 ここまで25勝16KO1敗の寺地は、今月13日にWBC&WBA世界フライ級2団体統一戦でWBA王者ユーリ阿久井政悟(29=倉敷守安)を12回1分31秒のTKOで下し、井上尚に次ぐ国内2人目の2階級での統一王者となった。

 今後はスーパーフライ級へ進出する意向で、前WBA同級王者の井岡一翔(35=志成)や、PFP6位のWBC同級王者ジェシー“バム”ロドリゲス(25=米国、帝拳)との対戦希望を口にする。

 トップ10は以下のとおり。

(1)オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
(2)井上尚弥(日本、大橋)
(3)テレンス・クロフォード(米国)
(4)ドミトリー・ビボル(ロシア)
(5)アルトゥール・ベテルビエフ(カナダ)
(6)ジェシー・ロドリゲス(米国、帝拳)
(7)サウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)
(8)中谷潤人(日本、M・T)
(9)デビン・ヘイニー(米国)
(10)寺地拳四朗(日本、BMB)

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