元K―1・武蔵氏 キック時代から知る武居と天心の対戦を忖度抜きで予想「最もやりにくい相手」

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元K―1ヘビー級ファイターの武蔵氏(52)が、ロンドン五輪ボクシング日本代表の須佐勝明氏(40)、フリーアナウンサーの高柳謙一氏(64)をゲストに自身のYouTube「武蔵チャンネル」を更新。キック時代から見守ってきたWBO世界バンタム級王者・武居由樹(大橋)と那須川天心(帝拳)の対決を予想した。
武蔵氏は「キックの世界王者同士だが、サウスポーってところだけ一緒で戦い方は全然違った。ボクシングに転向してもスタイルは全然違う」と指摘した。
天心は足を使ってカウンター、武居はどっしり構えて強打。武蔵氏は「武居は右フックも強いし、長いボディーもうまい。天心には最もやりにくい相手じゃないかな」と解説した。
さらに武蔵氏は武居の並外れたパンチ力を指摘。「スピード、当て勘は天心が上回る。ディフェンス能力も天才的だが、武居の一発で出入りができなくなるんじゃないかな」と展開を予想した。
須佐氏もボクサーの立場から「パンチのある選手が相手だと手数は減る。天心選手が武居選手のパンチもらってびびるかどうかが最初のポイントかもしれない」と認めた。
WOWOWで30年にわたって海外ボクシングの実況をしてきた高柳氏は「今の井上尚弥選手がそう。相手は一発もらうと腰が引けて自分のボクシングができなくなる。それと大橋(秀行)会長が2人の最大の違いはここ(ハート)だと言っていた。確かに武居はハートが強い」と、明かした。
3人の予想は忖度抜きで全員が「今やるなら武居が勝つ」と意見が一致した。
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