亀田史郎トレーナー「和毅はマグロと一緒。止まったら死ぬ!!」一夜明けから異例の練習再開を指令

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プロボクシング元世界2階級制覇王者でIBF世界フェザー級指名挑戦者となった亀田和毅(33=TMK)が試合から一夜明けた25日、大阪市西成区の所属ジムで会見した。24日の指名挑戦者決定戦に同級3位として臨み、同級2位レラト・ドラミニ(南アフリカ)を判定2―1で破り、王者アンジェロ・レオ(米国)への挑戦権をつかんだ。
異例だ。一夜明け会見は「始動」の場となった。会見に同席した父・史郎トレーナーの指導により、和毅はおもりを仕込んだベスト、リストバンド、アンクルバンドを装着してハンマー打ち、丸太を担いでのスクワットなどに取り組んだ。
史郎トレーナーは前日の試合で和毅が5回にダウンを奪い、次の6回に畳みかければ相手のギブアップを呼び込めたと指摘する。「(試合後、ドラミニ陣営に)聞いたんよ。もう1回ラッシュかけられたら(棄権の意思を示す)タオルを投げる用意していたと」。ここが勝負どころと踏んでいた史郎トレーナーは6回終了後のインターバルにリング上で和毅に「なんで、いかんかったんや?」と確認した。和毅の返答は「スタミナを回復していた」。以上のやりとりを踏まえ、史郎トレーナーは「もっとパワー、スタミナをつけなアカン。もう世界戦の切符をつかんだんやから。世界戦まで練習漬けや。休んでいる場合じゃない」と持論を展開。「和毅はマグロと一緒。止まったら死ぬ!!」と試合から一夜明けにもかかわらず、練習再開を指示した。和毅は「トレーニングでも息が上がったところから、もう1回追い込めるように練習していかなアカン。世界戦はもっとタフな試合になる」と笑顔で応じた。
TMKジムの金平桂一郎会長がIBFへ確認したところ、現王者アンジェロ・レオは25年2月10日が指名試合の期限という。もし統一戦が決まれば、そちらが優先されるものの、基本的にレオの次戦の相手は指名挑戦者である和毅になるという。
和毅は21年10月に米国ラスベガスでレオとスパーリングで計10ラウンド、手合わせしたという。「当時はレオも俺もスーパーバンタム級だった。パンチはあった。手数を出してくるし、強い。打たれ強さもある。(レオはメキシコ系の選手で)メキシカンは近い距離で戦うのが好き。かみ合うと思う」と印象を語った。開催地について「メキシコだろうが、ラスベガスだろうが、どこでもいい。どこでやるかは関係ない」と強い意気込みを示した。
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